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ブランディングの重要性について(1/3章)

ブランディングと一言で言っても、その構築領域はソフトからハードに至るまで多岐に及びます。
ブランディングの重要性をわかりやすく理解していただくために、ブランドの体裁・印象が及ぼす影響力を
「人が与える印象」を例にとってお話しします。

「人を身なりで判断してはいけない」といわれますが、現実はどうでしょう?
全く情報の無い2人の技術者AさんとBさんに接触したとします。
この2人の技術者としてのポテンシャルは、同じレベルだとします。

Aさん・・・・・清潔感のあるしっかりした服装/爽やかな印象としっかりした言葉遣い
Bさん・・・・・不潔でだらしない服装/暗い印象ではっきりしない言葉遣い

この場合、Aさんに業務を依託するのは必然な流れでしょう。

この例で、仮に実際の技術ポテンシャルがAさんよりBさんのほうが優れていたとしても、接触時の印象によってBさんの技術力は日の目を見ない結果となります。

企業においても同様のことがいえます。
どんなに優れた企業理念、技術力、商品力を持っていても、ターゲットにしっかり訴求(印象付け)されなくては宝の持ち腐れとなり、大きなビジネスチャンスを逃す残念な結果となってしまいます。
クライアントとの長い時間をかけたお付き合いの中では、それらのポテンシャル理解を得ることは可能かもしれませんが、もし、理解と信頼を得るために費やす時間を最短にすることができたとしたら・・・・・
ファーストコンタクトでそれらを得ることができたら・・・・・
企業利益、および発展速度に大きくプラスの影響をもたらすことは間違いないでしょう。

つまり、企業におけるブランディングの構築とは、社会、およびターゲットに対し、円滑な企業認知と信頼速度を速め、利益までの距離を最短化する重要な働きと意味を持ちます。
同時に社内に対しても、インナーモチベーションの向上につながり、社員の誇りと志気が高まることにより、組織としての利益目的を共有できる環境を創造し、生産性の向上が期待できます。

ブランディングとは、単に表層の装飾でなく、利益を効率良く生み出すためにとても重要な作業であることをご理解いただけたでしょうか?

2/3章では、「具体的にブランディング構築のための作業」についてお話しさせていただきます。