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リモートワークとセキュリティー

新型コロナウイルスが猛威を奮っています。東京マラソン中止、学校の一斉休校、各種イベントの中止など、日常生活に与える影響はかなりのインパクトです。ウイルスの蔓延を防ぐため、多くの企業ではテレワークないしリモートワークを利用しています。

私の主な仕事はウェブサイトの制作。極論するとインターネットに繋がっていればどこでもできる仕事です。愛用のMacBookProがあれば、自宅やカフェにいてもウェブサイトの制作作業が行えます。

もちろん、社外から社内やデータセンターのサーバにつなぐ際には、セキュリティーに細心の注意を払っています。セキュリティーリスクとなるのは「盗聴」「改ざん」「なりすまし」です。

「盗聴」とは、自分と他者との通信が第三者によって盗み見られてしまうこと。例えば、ショッピングサイトに入力した個人情報が漏れてしまうという事例が考えられます。暗号化されていない通信は比較的簡単に盗聴されてしまうことはご存知でしたか。

「改ざん」とは、自分と他者との通信が第三者によって変えられてしまうこと。例えば、ショッピングサイトに入力した住所が変更されてしまうと、自分が買ったものが第三者に届いてしまいます。

「なりすまし」とは、自分の通信相手が意図しない第三者にされてしまうこと。例えば、正規のショッピングサイトのアクセスしたつもりが悪意のある第三者の作ったショッピングサイトに変更されてしまうことが考えられます。クレジットカード番号が騙し取られてしまいます。

これらのリスクを防ぐためには様々な方法がありますが、対策の基本は通信を暗号化すること。暗号化された通信路をVPNといいます。自分と通信先でやり取りするデータを暗号化することで、上記のリスクを減少させることができます。外部から社内に通信する際は、すべての通信をVPN経由で行う専用の機器を使って通信します。

もちろん電子証明書、電子署名、メッセージダイジェストなどの複数の方法で対策することで、より安全なインターネットライフ(とお仕事)をするよう心がけています。