RELEASE

各種ご案内/業務・活動案内/ブログ

日本の伝統色

デザインの仕事をしていると、必ずついて回る色選び。
制作物のコンセプトや指定色がある場合とか、季節感を表現するとか、そんな時はあまり悩まずにコレ!!という感じで決めることができるのですが、最後まであれこれ悩んで何回も色を入れ替えるなんてことも多々あります。

私はデザインをする時には、DICのカラーチャートを手元に置いて色選びをすることが多いのですが、その中に「日本の伝統色」というシリーズがあります。このシリーズはデザインの仕事を始めた頃から長年に渡り使い続けてきた、私のお気に入りのアイテムのひとつ。これまでの私のデザインには、ここから選んだ色がかなりの頻度で登場しています。

鮮やかな色よりは柔らかな色合いが多く、日本の四季を表現したかのような奥ゆかしさが美しい色のラインナップです。カラーチップを扇のように広げるとグラデーションがとても綺麗でテンションが上がります。ひとつひとつの色に日本古来の名前が付けられていて、その言葉の響きにも気持ちがそそられます。ちなみに基本のDICカラーチャートのシリーズには色番号しか付いておらず、こちらは「日本の伝統色」シリーズに比べると少し素っ気なさを感じる仕様です。

そろそろ梅もほころんできたこの季節。
春をイメージさせるピンク系の色の名前を少しだけご紹介。

●一斤染(いっこんぞめ)
●薄紅梅(うすこうばい)
●鴇色(ときいろ)
●撫子色(なでしこいろ)
●灰桜(はいざくら)
●薄蘇芳(うすすおう)
●桜色(さくらいろ)
●長春色(ちょうしゅんいろ)

光の君を思い浮かべてしまうような美しい響きですね。